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ブログとは離して考える RSSフィード機能による新たなネット集客術 |
written in 2005/1/25
つい一年ほど前まで、Webサイトにアクセスを集める手法として話題の中心はサーチエンジン対策(SEO)だったものが、現在ではブログに盛り込まれているような新たなテクノロジーへと時代は動いている。個人サイトの多くが急速にブログ化していることを踏まえると、個人ユーザー(一般消費者)を顧客ターゲットとしている企業サイトやショッピングサイトも、何らかの形でその動向に追随していく必要がある。
そこでよく聞かれるのが「自社のサイトもブログへと移行したほうがいいか?」という質問である。確かにブログサイトへと完全にリニューアルすれば、ページ制作の過程でいちいちHTMLタグをいじる必要がなくなるため、サイト運営者の作業効率は飛躍的に向上する。ただしこれまでのサイト運営で蓄積してきたコンテンツやプログラム資産は大幅に作り替えることになる。また安定した売上を毎月維持しているショップサイトならば、ブログ化することでサイトの印象やユーザーの動線が変わり、注文状況が悪化してしまうリスクがあるため、そう簡単にはブログ化へは踏み切れない。
オンラインショップ経営者の中でもブログに興味を示している人は多いものの、これをショップの運営にどう活用していくべきなのかは、まだ模索中といった段階である。大方の活用策としては、本家サイトの運営と並行して「店主の日記」などをブログサイトで毎日更新しているケースが目立つ。
《本家サイトとブログとの併用による集客例》
これはこれでショップ内のコンテンツの幅が広がり、集客には良い効果をもたらすが、なにせ「日記更新」という新たな“仕事”が加わることは大きな負担である。しかしショップ経営者がブログに着目している大きな目的が「もっとアクセスを増やしたい」「もっと注文件数を伸ばしたい」というところにあるのなら、ブログで日記を公開することよりも、RSSフィードを本サイトの中に導入することのほうが先決という見方もある。
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●見出し情報のみを配信するRSSフィードとは
●オンラインショップRSS新着商品配信サービスの仕組み
●一般サイトにおけるRSS機能の導入方法について
●RSSフィード+オンライン広告のビジネスモデル
●ニュースヘッドライン配信業者のビジネスモデル
●RSS配信専門のオンライン広告代理店
●RSS配信によるメッセージアラートサービス
●RSS関連サービスの普及に追随したWebサイト運営の方向性
●RSS機能によるオンラインショップの将来像
●他サイトとの高度な連携が鍵となるeコマース業界の将来像
JNEWS LETTER 2005.1.25
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